オリックス・ドラ4山中 連続タイムリーで山岡ショック打破 実戦打率“6割男”が岸田監督に“初星”届けた

 「オープン戦、オリックス9-1ソフトバンク」(23日、SOKKENスタジアム)

 希望の光だ!岸田オリックスに“初星”をもたらしたのは期待の新人。ドラフト4位・山中(三菱重工East)が「7番・右翼」でオープン戦初出場初スタメンを果たすと、先制打を含む2打席連続タイムリー。山岡のオンラインカジノ利用によるコンプライアンス違反など、チームに漂う嫌な空気をバットで振り払った。

 “初打席”から魅せた。まずは二回無死一、三塁の第1打席で右前へ先制打。これが岸田オリックスの“初得点”に。続く三回1死一、二塁では中前適時打を放った。タイムリーはいずれも初球。「打席では積極的に」と臆せず果敢に攻めた。

 快音が鳴りやまない。今キャンプは紅白戦なども含め実戦5試合で10打数6安打。それでも「芯でちゃんと捉えた打球は振り返ると少ない」。好調の自覚はない。“打率6割男”の物言いが、かえって頼もしい。

 プロでは捕手登録。青学大時代に捕手と外野、社会人時代は外野や一塁だったが、プロでは打力を買われ外野出場を続ける。一方、“有事”に備え今キャンプで捕手ミットを持参。休日返上の練習で感触を確認する。

 世間から注目されたショックな事案が起こった中で、山中が見せた光。緊張続きの日々の中、休日に温泉へ足を運びリラックスするつかの間の時間も。「チームに欠かせない選手になりたい」。狙うは開幕1軍。期待の新星のバットから目が離せない。

 ◆山中 稜真(やまなか・りょうま)2000年12月14日生まれ、24歳。神奈川県出身。178センチ、83キロ。右投げ左打ち。捕手。木更津総合で2、3年時に甲子園出場。内野手と捕手を務めた。青学大から三菱重工Eastを経て24年度ドラフト4位でオリックスへ。推定年俸800万円。

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