2025.03.01

巨人　桑田２軍監督が執念の采配で追いつく　２軍新球場での記念試合

オープニングゲームを引き分けで終え、スタンドに手を振る桑田２軍監督（右から２人目）ら巨人ナイン（撮影・西岡正）

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　「２軍練習試合、巨人－ヤクルト」（１日、ジャイアンツタウンスタジアム）

　巨人・桑田真澄２軍監督が、執念の采配を見せた。

　１点を追う五回の攻撃。先頭のドラフト１位・石塚（花咲徳栄）が左前打で出塁し、相手の暴投で二塁に進塁。この場面で中田が送りバントを確実に決めて三塁に走者を進めた。オコエは四球。１死一、三塁から若林がしぶとく右犠飛を放って１点を奪い同点に追いついた。

　試合前には新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」の開業を記念したセレモニーが開催された。桑田２軍監督は「本当に素晴らしい球場ですね。僕もマウンドで投げてみたいですね」と語り、ファンを喜ばせた。２軍の若手たちの舞台になるだけに「試合を通じて、たくさんの経験を積んでいって、成長している選手たちを、ファンの皆さん温かく見守っていただきたいなと思います」とお願い。“記念日”に必勝を目指して執念のタクトを振るった。