中日前監督の立浪和義氏は２日、公式ホームページで誹謗中傷などに対して法的措置を実行する方針を発表した。エージェント契約を結ぶ有限会者オフィスビバーチェ・樋口陽介社長名義で文書を公開した。

　同社によると、ＳＮＳやインターネット記事などで「立浪和義への誹謗中傷、虚偽の情報、臆測および事実無根の投稿、プライバシーを侵害する投稿などが見受けられるようになっております」と問題視。「このような節度を越えた違法・不当な行為に対しては、脅迫罪、名誉毀損罪、業務妨害罪、並びに、その他の犯罪行為についての刑事告発を行うなどして刑事上の責任を追及するとともに、民事上の不法行為責任等も追求せざるを得ないと考えています」と警告した。

　具体的な対応も明記。「さらに、対象となるアカウントのブロックや凍結申請、発信者情報開示請求によって判明した作為または不作為を行った者の公表を行うなど、弊社顧問弁護士と協議の上、可能な限りあらゆる手段を用いて断固たる措置を実行する所存です」と記した。

　立浪氏は３年間中日監督を務め、昨季終了後に退任。１２月、同社とエージェント契約を締結したことが発表されていた。