DeNA・バウアーが仰天告白「コレラにかかり死にかけた」現在の状態はベスト「中3日だろうが」開幕から全開宣言
DeNAに2年ぶりに復帰したトレバー・バウアー投手(34)が3日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。サイ・ヤング賞右腕はリーグ優勝&日本シリーズ連覇、さらに沢村賞を“公約”に掲げた。メキシコでプレーした昨季は「コレラ」に感染して死にかけたというが、よみがえって戻ってきたDeNAでは、先発で中3日登板も辞さない構え。「開幕からフルスロットルで行きます」と宣言した。
表情は自信に満ちていた。丸刈り頭でブルーのスーツを身にまとったバウアーが力強く言った。
「私は勝つことが好きなので勝ちたい。リーグ優勝したいと思っているし、日本シリーズを連覇したいと思っている」
そして、個人の大きな“野望”も口にした。「最も大事にしている目標は沢村賞。逃すようなことがあったら、とてもとても悲しい」と笑みを浮かべ、「サイ・ヤング賞と沢村賞、この両方を成し遂げた人は今までにいない」と前人未到の領域に挑むことを宣言した。
2年ぶりの復帰に、準備は万全だ。「文化的にも日本野球的にもセ・リーグについても熟知していると思う。前回と比べると、良い準備が整った状態」と自信を見せた。「今は207ポンド(約94キロ)。2020年にサイ・ヤング賞を受賞した時と同じ体重」とベストコンディションを強調した。
そんな右腕だが、メキシコでプレーした昨季はアクシデントに見舞われていた。「死にかけたエピソードもありました。『コレラ』にかかってしまって、免疫が下がって多くの病気にかかってしまった」と衝撃告白。「コレラ」とはコレラ菌に汚染された水や食べ物の摂取によってかかる感染症で、死に至ることもある恐ろしい病だ。受難を乗り越え、日本でさらなる高みを目指す。
三浦監督からはシーズン序盤からのフル回転も期待されるが、「中5日だろうが中3日、中4日だろうが、どんなスケジュールだとしても投げたい。開幕からフルスロットルでやっていきたい」と体はうずく。いきなりの中4日登板となれば、仮に開幕2戦目の3月29日の中日戦で先発した場合、2カード目の4月3日の阪神戦での先発というプランも可能になる。唯一無二の助っ人右腕から、目が離せそうもない。
◆トレバー・バウアー(Trevor Bauer)1991年1月17日生まれ、34歳。米国カリフォルニア州出身。185センチ、92キロ。右投げ右打ち。投手。カリフォルニア大ロサンゼルス校から11年ドラフト1巡目でダイヤモンドバックスと契約。12年6月にメジャーデビュー。インディアンス、レッズを経て21年にドジャース移籍。20年にサイ・ヤング賞受賞。21年にDV疑惑が浮上し22年に194試合出場停止処分を受けた。23年DeNA入団。昨季はメキシコリーグでプレー。
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