明徳・馬淵監督“先制口撃”初戦は健大高崎「去年のチャンピオン?知らなかった」甲子園V校が激突

 抽選会に臨む明徳義塾・馬淵監督
 対戦が決まり握手を交わす健大高崎・加藤主将(左)と明徳義塾・池田主将(代表撮影)
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 「選抜高校野球・組み合わせ抽選会」(7日、オーバルホール)

 第97回選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われ、明徳義塾(高知)と前年優勝校の健大高崎(群馬)が初戦で激突する。明徳義塾・馬淵史郎監督(69)は「去年チャンピオンやった?」などと歯に衣着せぬ物言いで健大高崎・青柳博文監督(52)に“先制口撃”。全国屈指の強豪校対決を制し、同校初のセンバツ優勝を果たすことを誓った。

 健大高崎が相手に決まり、馬淵監督は持ち前の冗舌で沸かせた。「去年のチャンピオン?知らなかった!優勝は知っていたが。去年の春?そら強いですね」。前年優勝校だと知らなかったというマイペースながら、勝利の道筋はしっかりと捉えていた。「こっちは負けて元々。やれることは全てやる」とうなずいた。

 健大高崎はプロ注目の石垣元気投手(2年)を擁し、昨秋チーム打率は・387と強力。馬淵監督は「数字を見るとえらい強そう」と警戒しつつ、隣に座った健大高崎・青柳博文監督に「秋の試合は人工芝のグラウンドだった?」と親しげに尋ねた。「土のグラウンドです」と返されると「それで3割9分(近く)も打つかよ!すごいね」と、打球が弾みにくい土の球場で高打率を残したことに感嘆した。

 石垣についても「いい投手らしいね」と実力を認めながら「どちみち甲子園では打てない。何点も取ろうなんて思ってない。それより点をやらないことの方が大事」と、守りの野球で勝機をうかがう。「どんないい投手が相手でも3度はチャンスがある。エラーとか四球とか。そこでどんな競った試合をするか」とチャンスをものにすることの重要性を再確認した。

 冬は選手個々が自らの課題に取り組み、レベルアップしたと手応え。監督として歴代最多春夏39度目の甲子園だが、春の優勝はまだない。「ここでどんな野球をやるかで明徳の値打ちが問われる」と王者との対戦に鼻息を荒くした。

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