横浜・阿部葉太主将 抽選後3ラン 村田監督と異例の大移動 練習試合で東大に快勝 初戦は市和歌山と対戦
「選抜高校野球・組み合わせ抽選会」(7日、オーバルホール)
第97回選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われた。
“本番モード”に突入だ。昨秋の明治神宮大会を制し優勝候補の筆頭に挙がる横浜(神奈川)は、第2日の第2試合で市和歌山(和歌山)と対戦することが決定した。
「神宮は終わった大会。『己に克つ』ということを掲げてやってきた」とは、村田浩明監督(38)だ。県3位ながら近畿大会4強という相手について「近畿のチームは底力がある」と警戒。エース左腕・奥村頼人投手(2年)と151キロ右腕・織田翔希投手(1年)の二枚看板を擁する中、今冬は打撃強化に取り組んできたといい「甲子園は楽しみにしていてほしい」と自信をのぞかせた。
その成果の一端を、異例の大移動後に示した。指揮官と主将の阿部葉太外野手(2年)は大阪市内での抽選会を終えると、東京都内の東大球場へ直行。開始約30分前に到着し、東京六大学の東大と練習試合へ臨んだ。
東大側からオファーがあり実現した一戦で、1番で先発出場した阿部葉は右越え3ランを含む3本の長打で4打点と大暴れ。大学生相手に物おじせず13-1で快勝し、訪れた約500人のファンを沸かせた。「甲子園前にこういう場所で試合ができてプラス」と阿部葉。貴重な経験を弾みに、万全の準備で聖地へ向かう。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
野球最新ニュース
もっとみる巨人・田中将 16日のカブス戦は「投げません」登板予定変更も故障は否定 動作解析室で50球
巨人・戸郷 15日ド軍戦登板 世界一軍団との対戦にワクワク「どんな投球ができるかも楽しみ」
DeNA・東“原点回帰”で復調 新フォームと決別で4回0封「理想とするリリースの高さに近づいてきた」
ヤクルト・奥川 初の開幕投手へ 2戦目に吉村、3戦目は高橋 高津監督からサプライズ発表「ビックリしました」
ロッテ・ドラ1西川 チーム唯一の安打 初球の空振りで軌道見切った
楽天・早川 開幕へ手応え6回1失点 スタミナ確認91球「心配なくいけそう」
中日・上林 あるぞ開幕スタメン!オープン戦3号で長打力誇示「いい感覚で打てている」
西武・岸 外野定位置獲りアピール弾「積極的にいけてよかった」