巨人・田中将 イースタン・DeNA戦に先発し4回を1失点「何とか粘りながらピッチングはできた」 移籍後の実戦4試合で計10回を2失点
「イースタン、DeNA-巨人」(20日、横須賀スタジアム)
楽天を昨季限りで退団し巨人に新加入した田中将大投手(36)が先発し、4回を7安打1失点。これで移籍後の実戦はオープン戦3試合とこの日で計10回を2失点となった。
「対左によく打たれてしまった。四球も。苦しんだが、ゲームの中でなんとか1失点に粘りながらピッチングはできた」と振り返った田中将。「もちろん結果はよくないので、よかったとは言えないが。ただ、自分のやろうとしてること、前回登板からスケジュールが変わったりして間隔が空いたが、前回登板から球数も一気に増やして投げられたのは、これからステップを踏む段階の中で、(一つ)踏めて終えられたのはよかった」と安どした。
初回は1死後に連打と四球で満塁のピンチを招いたが、加藤を140キロ直球で空振り三振に仕留め、続く伊藤を144キロ直球で投ゴロに抑えた。二回も2死一、二塁のピンチを迎えたが石上を遊ゴロに仕留めた。三回には1死一、三塁から伊藤に141キロ直球を痛打され、左前に運ばれて1失点した。毎回、安打を浴び得点圏に走者を許したが要所は締めた。
田中将は2月24日・ロッテ戦(那覇)で移籍後初登板し1回を無失点。その後は2日・ヤクルト戦(東京ド)で本拠地初登板し2回を無失点に抑え、9日・阪神戦(甲子園)で3回を1失点だった。当初は16日のカブス戦に登板予定だったがこの日の先発に変更となっていた。巨人での公式戦初登板は4月3日の中日戦(バンテリン)が濃厚となっている。
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