日本ハム・清宮幸 母校・早実のセンバツ初戦突破に拍手「僕らの頃とは違う野球だなって感じがします」
日本ハム・清宮幸太郎内野手が22日、選抜高校野球大会に出場している母校・早実の初戦突破を喜んだ。
ヤクルトとのオープン戦(エスコン)の試合前練習中に、早実が高松商に8-2で勝利。練習を終えて結果を聞いた清宮は「勝ちました?ウェーイ♪」と声を弾ませて拍手した。
試合の前半までをテレビ観戦。「なんかすごい渋い野球をしてるなって。僕らの頃とは違う野球だなって感じがします」と、強力打線が看板だった自身の在校時との変化に楽しげな表情。エース・中村心大投手(3年)の投げては8回1失点、打っては4安打3打点という大活躍に「いいっすね。キャプテンで打って守って投げて。頼もしいっす」と頰を緩めた。
早実と高松商は、センバツの第1回大会だった1924年春、25年夏と甲子園の決勝で対戦。いずれも早実は敗れていた。伝統校対決を制する幸先のいいスタートに、清宮は「もう最後までいってほしい」と優勝を期待。「OBたちはみんな今の後輩たちの頑張っている姿を見て、すごい活力をもらうと思うので、みんなに元気を与えてほしい」とエールを送った。
自身は甲子園で1年夏に4強入り、3年春は2回戦で敗退。春には「インフルとかがいっぱい出ちゃって。体調不良とかも結構あって、思うような試合ができなかった」という思い出があるという。後輩たちには「(体調に)気をつけてもらって、のびのびやってくれれば」と、万全のコンディションで全力を出し切れることを願っていた。
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