横浜 死闘を制して13年ぶり春8強 初回に阿部葉が先制3ラン のべ6人の継投で沖縄尚学の反撃を振り切る
「選抜高校野球・2回戦、横浜8-7沖縄尚学」(24日、甲子園球場)
横浜が死闘を制し、春は2012年以来、13年ぶりに準々決勝に進んだ。
初回にプロ注目の主砲、阿部葉太(3年)が無死一、三塁の好機で豪快に右中間へ運ぶ先制3ラン。三回にも阿部葉の左前適時打、奥村頼人(3年)の中堅右への適時二塁打で2点を追加した。五回に1点、七回にも2点を加えた。
先発・織田翔希(2年)は三回に集中打を浴び2回2/3、6安打4失点で降板。その後は継投で沖縄尚学の反撃を何とかしのいだ。
試合後、「非常に苦しい試合だったが、ベンチのメンバーも含めてたくさん選手を使ったのでこの試合でさらにチームがレベルアップしてくれればという思い」と村田浩明監督。最後までリードを守り切り「しっかりと準備してきてくれた選手たちに感謝してます」と振り返った。
先発の織田の降板は「指にちょっとアクシデントがあったので緊急降板になった」と説明。1イニングに4点を取られたことが「練習試合を含めてなかった」とし、「そういった部分でチームの弱さを少し感じた。それも経験だと思い次に生かしていきたい」と話した。
八回に奥村、片山、奥村と継投するなど、小刻みに投手を代えて相手の反撃を断った。「奥村、織田の対策をされているのが分かった。このままでは逆転されてしまうという中で、(3番手の)山脇が一生懸命投げて抑えてくれた。本当に山脇に感謝したい」と話した。
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