「威圧感が」「速くてびっくりした」花巻東、剛腕・石垣に感嘆 佐々木監督「投手のレベルを上げ、守備からリズムを」
「選抜高校野球・準々決勝、健大高崎9-1花巻東」(26日、甲子園球場)
花巻東(岩手)は菊地雄星(現エンゼルス)を擁し準優勝した2009年以来2度目の春4強はならなかった。佐々木洋監督(49)は「守備の時間が長く、流れをつかめないまま終わってしまった」とうなだれた。16安打で9点を許し、打線は五回に1点を返すのがやっと。初回1死から2番手でリリーフした左腕・萬谷堅心投手(2年)が五回の打席で左手首付近に死球を受け、交代する不運もあった。
相手は八回からエース・石垣が登板。1死から打席に立った高間木颯我内野手(3年)は155キロを打ったが中飛に倒れ「威圧感がありレベルが高い」と舌を巻いた。続く新田光志朗内野手(3年)は155キロを中前打。「初球は本当に速くてびっくりしたが、2球目を打ち返せてよかった」と振り返った。佐々木監督は「打線は思ったより食らいついた」とたたえる一方で「投手のレベルを上げ、守備からリズムを作る野球をしたい」と課題を挙げた。
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