ヤクルトは守護神・田口が大誤算 高津監督痛恨「もろに出ましたね。心配しているところがね」
「巨人6-5ヤクルト」(28日、東京ドーム)
ヤクルトにまさかの悪夢だ。延長十回に痛恨のサヨナラ負け。勝ちパターンを確立できるかどうかも今季の鍵を握っていたが、不安を露呈した。高津臣吾監督(56)は「もろに出ましたね。心配しているところがね」と険しい表情を浮かべた。
守護神に指名した田口も大誤算だった。3点リードの九回。1死一、三塁のピンチを招くと若林に右前打を浴びて1失点を許す。なおも1死満塁から吉川の中前適時打で同点に追いつかれた。「(田口に九回を)投げ切ってほしかったというところ」。ストッパー候補の新外国人バウマンが上半身のコンディション不良のため離脱中。代わりに期待した左腕が崩れた。
逆転負けを喫して黒星発進。指揮官は「しょうがないです。明日頑張ります」と言葉を絞り出した。





