オリックス・ドラ4山中 プロ1号が先頭打者弾!2リーグ分立後球団新人初 プロ初先発1番で決めた

 「オリックス2-3西武」(17日、京セラドーム大阪)

 鮮烈にお見舞いした。オリックスのドラフト4位・山中(三菱重工East)がプロ初の先発1番で2リーグ分立後、球団新人初となる初回先頭打者本塁打でのプロ初アーチ。「(ホームランボールは)両親に渡そうかと」。試合は敗れた。それでも確かな可能性を示す一発だ。

 相手先発・上田が3ボール1ストライクから投じてきた高めのカットボールに反応。「(打った瞬間は)あまり覚えてないです。審判が(腕を)回してるのを見て入ったんだ、みたいな」。夢中で放ったライナー性の打球は右翼席への先制ソロとなった。

 プロ初アーチが初回先頭打者本塁打だった新人はパ・リーグ5人目。前日16日に12球団新人1号を記録した楽天・宗山らパ・リーグのルーキーは実力者ぞろいだが「アマ時代から注目されてきた選手ほど、(自分は)注目されてない」。周囲に惑わされず自分がすべきことを見つめている。

 チームは連敗で2位・日本ハムと2ゲーム差に。18日からは本拠地で直接対決3連戦となる。「期待に応えていかないと」と山中。自慢の打棒で敵を迎え撃つ。

 ◆山中 稜真(やまなか・りょうま)2000年12月14日生まれ、24歳。神奈川県出身。178センチ、83キロ。右投げ左打ち。捕手。木更津総合高、青学大、三菱重工Eastを経て、24年度ドラフト4位でオリックスに入団。昨夏の都市対抗ではチームの優勝に貢献した。強肩が武器の捕手だが、広角に打てる打撃も魅力。

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