オリックスが劇的サヨナラ勝ち 連敗2でストップ “サヨナラ男”若月が今季2度目の劇打「ゴロじゃねえ!と」 熱投の九里が9回1失点で3勝目

 「オリックス2-1日本ハム」(18日、京セラドーム大阪)

 首位・オリックスと2位・日本ハムの3連戦初戦に挑み、九回に若月の劇打でサヨナラ勝ちを飾った。日本ハムとのゲーム差を3に広げた。若月は3月28日の開幕戦・楽天戦に続いて今季2度目のサヨナラ打となった。

 試合後のヒーローインタビューで若月は子供インタビュアーの質問に「ゲッツーは嫌だなと思って打席に入りました」、「(打った瞬間は)ゴロじゃねえと」、ウォーターシャワーに「この後、お風呂に入らなくていいのかな」と語った。

 「緊張は付きものなので、練習の時から1球目を大事にしましょう」

 オリックス先発・九里は前回先発した12日・楽天戦から中5日のマウンド。初回、1番・吉田に左前打を許すなど1死一、二塁のピンチを招くと、4番・野村に先制の左前適時打を浴びた。

 ただ、九里は三回から七回まで5イニング連続で3者凡退。七回には野村、レイエス、万波を3者連続三振に封じるなどのピッチングを見せて味方打線の反撃を待った。九里は九回まで投げて、107球6安打1失点の熱投。今季3勝目をあげた。

 打線は1点を先制された直後の初回に2死満塁から中川が見逃し三振に倒れ無得点。1点を追う六回にはこの回先頭の太田が同点の今季2号ソロを放ち試合を振り出しに戻した。同点の七回1死一、三塁の勝ち越し機では代打・杉本が遊ゴロ併殺に倒れた。

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