2025.04.25

国学院大　魚雷バット不発で２安打　鳥山監督「何かを変えてみたいという気持ちの方が強かったのでは」

　「東都大学野球、亜大４－１国学院大」（２４日、神宮球場）

　２回戦３試合が行われ、亜大と中大が連勝で勝ち点を挙げた。東洋大は雪辱し、１勝１敗とした。亜大は井上悠投手（３年）の好救援でピンチを断ち、国学院大を４－１で下した。開幕６連勝で井上は今季５勝目。東洋大は細かい継投で反撃をかわし、５連覇を目指す青学大を３－２で破った。中大は３投手で計４安打に抑え、日大に２－１で勝った。

　注目の「魚雷バット」を使用した選手が国学院大にいた。鳥山監督は試合後に「振り抜きやすいということで選手自身が判断して使った」と明らかにした。

　バットは前日に届いたそうだが、貧打に苦しむ打線はこの日もわずか２安打。連敗して優勝の可能性が早くも消滅した。新バットが好結果にはつながらず、監督は「何かを変えてみたいという気持ちの方が強かったのでは」と語った。