NTT西日本・成瀬 先輩の阪神ドラ1伊原に続く「自分もあの舞台に」 攻守で躍動7大会ぶり優勝貢献
「JABA京都大会・決勝、NTT西日本1-0東芝」(28日、わかさスタジアム京都)
虎のゴールデンルーキーの背中を追う。今秋ドラフト候補でNTT西日本の成瀬脩人内野手(23)が1安打を放ち、第68回大会以来7大会ぶりの優勝に貢献した。
「2番・遊撃」で先発し、三回1死で遊撃への内野安打をマーク。九回1死一塁では前方へのハーフライナーに飛びついて好捕するなど守備でも躍動。「優勝という結果につながってよかった」と頬を緩めた。バックネット裏では2球団が視察し、日本ハム・荻田スカウトは「守備はプロでも通用するレベル」と評価した。
プロ入りが目標で今年がドラフト解禁年。昨年まで共にプレーした阪神ドラフト1位・伊原の活躍をテレビで追い「遠い存在になった感じがする」と刺激を受けている。「自分もあの舞台に行って一緒に活躍したい」。チームからは4年連続でプロを輩出。夢をつかみとり、伊原と同じステージに立ってみせる。
◆成瀬脩人(なるせ・しゅうと)2001年5月23日生まれ、23歳。愛知県あま市出身。176センチ、76キロ。右投げ右打ち。内野手。5歳から甚目寺キングナインズで野球を始め、甚目寺中では稲沢シニアでプレー。東海大菅生から東海大に進学し、1年秋からベンチ入り。NTT西日本では1年目から正二塁手を務め、新チームから遊撃手。50メートル走6秒1。





