中日 涌井秀章が新人から21年連続勝利の快挙達成!NPB史上4人目「ちょっと風邪気味なんで声が…」も「石川さんを越えられるように」
「中日4-1阪神」(29日、バンテリンドーム)
中日の涌井秀章投手が先発し、6回1失点と好投。NPBでは史上4人目となる新人から21年連続勝利を手にした。
今季初先発となったベテラン右腕。立ち上がりから制球抜群で安定感のある投球を見せた。四回に佐藤輝に同点ソロを浴びてしまったが、ペースを崩すことなく淡々とアウトを積み重ねた。
五回は先頭の梅野に安打を許したが、続く小幡を併殺打に仕留めた。六回も1死から四球で走者を出したが、後続をしっかり打ち取った。丁寧な投球術で阪神打線をほんろうした。
涌井は2004年度ドラフト1位で西武に入団。以降、楽天、ロッテ、中日と渡り歩き、節目の勝利を手にした。
お立ち台では「ちょっと風邪気味なんで声が…」と明かし、快挙には「上には上がいるので。石川さんが25年なんで。越えられるように」とヤクルト・石川の25年連続勝利を目標にすることを語った。「きょう起きて細川に夜ご飯いこうかとLINEで言っていて、これから先行予約しとこうかなと思います」と明かしてスタンドの笑いを誘い、「自分も打った本人以上にビックリしました。思わず口がぽかーんと開いてしまいました」と語った。
打線は細川のソロで先制すると、同点の五回に板山、上林の連続適時打で援護した。





