ソフトバンク 出場選手登録抹消の周東「走れなかった」「スタメンでいけるかというときつい」小久保監督と話し合って決断

 「ソフトバンク-日本ハム」(29日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンク・周東佑京内野手が、この日の出場登録抹消について死球を受けた右膝の回復の遅れが原因であることを明かした。

 この日は試合前練習に参加していたが、「打つのは大丈夫だったけど、走れなかった。今の状況でスタメンで行けるかというときつい。小久保監督と話し合って(抹消を)決めた感じです」と話した。

 周東は17日の楽天戦(みずほペイペイドーム)で古傷の左膝を悪化させ、23日のオリックス戦(同)では右膝付近に死球を受けて途中交代。前カードの25日から27日の仙台遠征には帯同したものの3試合欠場していた。

 「左膝はきつかった時もあったけど、今はそんなに痛さを感じていない。今は右の方です。そこが良くならないと」

 周東は開幕から出場全19試合で安打を放っており、打率.345、30安打、6盗塁はいずれも前日時点でリーグ2位の好成績を残していた。

 また、周東に代わってこの日の2軍戦(阪神戦=タマスタ筑後)で本塁打を放った笹川吉康外野手が出場選手登録された。緊急昇格となった笹川はプレーボールの約10分前にドームに到着した。

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