ロッテ 悪夢の3戦連続完封負け 最速20敗にファンは大ブーイング 藤岡はベンチで動けず涙

 ロッテ先発の石川柊
 3回、3点を奪われた先発の石川柊(左端)を囲むロッテナイン
 7回、投手交代を告げた吉井監督(左手前)
3枚

 「西武10-0ロッテ」(11日、ベルーナドーム)

 ロッテは悪夢の3戦連続完封負けで両リーグ最速で20敗に到達。借金8となった。

 打線は藤岡が2番・二塁で3打数3安打1四球と気を吐いたが、全体でわずか4安打と沈黙。隅田に抑え込まれ、見せ場を作れなかった。

 投手陣は先発の石川が6回4失点で2敗目となり、リリーフ陣も打ち込まれて10失点。敵地で3タテを食らった。

 一方的な敗戦直後、ロッテファンの右翼席からは怒りの大ブーイング。選手会長でもある藤岡はベンチで動けず、目元を拭う様子もみられた。中継でその姿が映し出されると、SNSでは「藤岡が泣いてる」、「藤岡さん泣くな」、「藤岡が孤軍奮闘」、「何があっても応援してるぞ」などの声が上がった。

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