敗戦の巨人・阿部監督 愛ある言葉で23歳右腕に反省促す「将来的にスーパーピッチャーになれる素質があるから」
「ヤクルト2-1巨人」(11日、神宮球場)
巨人は1点差で敗れ、2カード連続で負け越した。
先発の堀田賢慎投手が六回途中5安打2失点で今季初黒星。痛恨の一発に沈んだ。
五回まで3安打無失点と好投していたが、六回1死三塁。茂木を1-2と追い込んだが、4球目の直球が甘く入った。強振され、右翼席へ飛び込む先制2ラン。この一発が決勝点となった。
阿部監督は「賢慎が将来的にスーパーピッチャーになれる素質があるから、あの1球で負ける、ボール球を放れなかった。そこは反省しないといけない」と愛ある言葉で注文。期待の大きさに触れながら「まあ試合は作ったという、先発の仕事はできたかもしれないけど、そこで納得はしてほしくない」と反省を促した。
19年ドラフト1位で入団し、通算5勝の右腕。堀田は「ホームランを打たれた1球が全てです。カウント的にも甘く行くべきじゃない。絶対に厳しくいかないといけない1球でした」と猛省した。




