虎党の日本ハム・細川 日本Sで阪神との対決熱望 子どもたちと交流して夢語った
日本ハムの細川凌平内野手(23)が12日、万波中正外野手(25)と北海道北広島市の双葉小学校を訪問し、全校児童268人の歓迎を受けて約1時間交流した。京都府出身で熱烈な阪神ファンとして育った細川は優勝確率を問われ「ファイターズが優勝して、セ・リーグは阪神が優勝してもらって、一緒に日本シリーズをして、日本一を取れたら」と夢の頂上決戦を描いた。
小学校時代は鳥谷に憧れ、月1、2回は父と甲子園で観戦。猛虎戦士のプレーに胸を躍らせた。プロ入り時に立てた「引退試合をしてもらえるような選手になる」という目標も、矢野と金本の引退試合を現地観戦したことがきっかけだ。
内外野どこでも守れる万能ぶりに、シュアな打撃と俊足が売りの5年目。9日に今季1軍初昇格を果たした直後に、小学校訪問の機会に恵まれた。原点を思い出させてくれた子供たちに「すごいパワーをいただいた」と笑顔を見せ、「明日からの(オリックス)3連戦に生かしていきたい」と決意した。
昨季は甲子園での阪神戦にスタメン出場したことが家族も含めて「感動した」と振り返り、今季も阪神との交流戦でスタメンを勝ち取ることを期した。





