楽天のサヨナラ男襲名か 渡辺佳が4月に続く2度目のサヨナラ犠飛に「まだ早いっす」西口は1003日ぶりの勝利
「楽天4-3ロッテ」(13日、楽天モバイルパーク)
楽天がサヨナラ勝利で連敗を4でストップ。前回サヨナラ打を放った渡辺佳がこの日もサヨナラ犠飛を放ち、西口が2022年8月14日以来となる1003日ぶりの勝利を挙げた。
激闘に終止符を打ったのは九回だった。ロッテ・ゲレーロの前に1死から小深田が四球で出塁。続く代打・鈴木大への初球には果敢に二盗に成功して得点圏に進んだ。すると鈴木大は右前打でつなぎ、一、三塁と好機を拡大すると、代打・渡辺佳が最後は左翼へ犠飛を放って試合を決めた。
前回4月27日のソフトバンク戦でも延長十一回に代打・渡辺佳がサヨナラ打を放っており、短い期間で2度のサヨナラ勝利の立役者となった。渡辺佳はサヨナラ男襲名かと問われ、「まだ早いっす。意識します」と笑顔。速球派のゲレーロが相手だっただけに、「手から離れた瞬間にもう振ろうって思っていました。それ以上に速かったんで、ビックリしましたけど、何とか良かったです」と安堵(あんど)した。



