巨人・リチャードが衝撃の移籍1号!「みんなの切り替えてという言葉が素直に入って来た」即スタメン、新天地効果で3年ぶり一発
「広島-巨人」(13日、マツダスタジアム)
巨人は前日にソフトバンクからトレードで加入したリチャードが7番・三塁で即スタメン出場。3点を追う五回の第2打席、左腕森から左中間席へ飛び込む1号ソロを放った。
二回2死一塁の第1打席では2-2から空振り三振。迎えた五回の第2打席だった。1-1から、143キロを強振した打球は左中間席へ飛び込み、ソフトバンク時代の22年7月13日・オリックス戦以来、自身1035日ぶりの一発となった。
ダイヤモンドを一周し、阿部監督とハイタッチ。ようやく笑みがこぼれた。リチャードは「これまで1打席目の三振を引きずって打席に立っていたが、みんなの『切り替えて』という言葉が素直に入ってきました。その結果フレッシュな気持ちで打席に入ることができました。この気持ちを続けられるように頑張ります」とコメントした。
巨人は主砲・岡本が左肘の靱帯損傷で長期離脱。三塁を守れる大砲のリチャードを緊急補強し、秋広と大江のトレードが実現した。
2軍では5年連続本塁打王。今季は開幕スタメンで起用されたが、結果が出ず2軍調整が続いていた。1軍の壁に苦しんできた未完の大器が、いきなり巨人・阿部監督の期待に応えた。




