殊勲2ランスクイズの日本ハム・五十幡「何かやるんじゃないかなと準備していた」

 7回、2ランスクイズを決める五十幡(撮影・中島達哉)
 7回、2ランスクイズを決める五十幡(撮影・中島達哉)
 お立ち台でスタンドのファンの歓声に応える五十幡(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム7-0オリックス」(13日、エスコンフィールド)

 日本ハムが首位攻防3連戦の初戦で快勝。引き分けを挟んで今季初の5連勝とした。

 三回に先制の中前適時打を放っていた五十幡が、勝負どころで2ランスクイズを決めた。1点リードの七回に伏見の中前適時打で2点目を奪ってなおも1死満塁。ここで2球目を投前に転がした。オリックス・九里が本塁にトスするか一瞬迷って一塁へ送球。それを見た二走・水野が再加速して、技ありのヘッドスライディングで生還した。

 これがとどめとなって今季3戦3敗、22年から6連敗中だった天敵・九里をKOした。殊勲の五十幡は「何かやるんじゃないかなと準備していた。その準備のおかげで決められた」と笑顔で、水野も「ビックリはしなかった」。八木打撃コーチは「『あるんじゃないか』というのは、もうみんな分かっている」と話し、就任4年目を迎えた新庄野球がしっかり浸透していることをうかがわせた。

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