ロッテ 泥沼抜けた!5得点快勝 藤原が初回にチーム48イニングぶり適時打 サモンズ来日初勝利

 「楽天2-5ロッテ」(15日、東京ドーム)

 泥沼からようやく抜け出した。ロッテは5連敗中4試合が完封負けの状況から、打線がつながって5得点。初回1死三塁で、藤原恭大外野手が早川の直球を左前へはじき返した。チームにとって48イニングぶりの適時打を放ち、閉塞(へいそく)感を打ち破る。藤原は三回にも適時打、六回にはネフタリ・ソト内野手の一発で突き放した。

 「自分が決めてやるっていう気持ちで打席に立ちました」と藤原は振り返った。対右投手の打率・349、左投手は同・091だった。前日、角中に左腕対策を尋ね「打つ方向を決めてとアドバイスをもらいました」と明かす。早川から2本の適時打で結果を出した。

 先発のブライアン・サモンズ投手は六回途中2安打無失点で来日初勝利。先発投手の勝利は13試合ぶりだった。前回は2回5四球で降板したが「1週間の中で修正したことが生きた。役割を果たせてうれしく思う」と笑顔だった。

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