巨人・阿部監督がウィーラー巡回打撃コーチをベンチに入れたワケとは
「巨人４－２中日」（１６日、東京ドーム）
今季ワースト４連敗中だった巨人が八回、吉川尚輝内野手の逆転３ランで連敗を止めた。負ければ４月１３日の広島戦以来、今季２度目の借金生活転落のピンチだった。
この日、阿部監督はウィーラー巡回打撃コーチをベンチに入れていた。これについて指揮官は「一応、通訳として入ってもらってるんで。まあ気分転換に」としながらも、「シュンってなっちゃう子が多いんでね。通訳してもらいつつ、選手のバックアップをするって意味で入ってもらいました」と説明した。
増田陸のソロで先制しながら、上林に２打席連続弾を浴びて一時逆転を許す展開だったが、元気印のウィーラーコーチの効果もあってか、逆転勝利。
阿部監督は吉川の一撃について「マツダでの流れを一掃してくれたんでね。本当にチームを助けてくれたなと思ってます」と手放しでたたえた。
