「ソフトバンク２－１楽天」（１８日、みずほペイペイドーム）

　楽天が延長１２回に及んだ激闘に敗れ、今季３度目のサヨナラ負けを喫した。借金は４となった。

　延長十二回に１死満塁で登板となった７番手西垣が牧原に劇打を浴びた。

　楽天の先発・ヤフーレが復帰戦で好投を見せた。４回まで１安打に抑える快投だったが、五回だ。１死から秋広に二塁を浴びると、続く山川の打席で捕手・太田が捕逸。１死三塁のピンチを背負うと、犠飛で先制点を失った。それでもその後はピンチさえも許さない。７回３安打１失点と抑え込んだが、無援護に泣いた。

　何とか援護したい打線だったが、ソフトバンクの先発・上沢の前に沈黙。二回、七回にいずれも村林が安打を放つも後続が続けずに無得点が続いた。九回に守護神・オスナから辰己の同点適時打で追いついた。

　また２０００安打にあと２まで迫る浅村は、５打数ノーヒット。ソフトバンク３連戦で無安打に終わるなど足踏み。偉業目前の小休止となって、偉業達成は２０日の西武戦（盛岡）まで持ち越しとなった。