NPBがリプレー検証制度改善検討へ 27日中日川越ファウル判定で「本塁打たる映像」確認

 中日は30日、27日のヤクルト戦(神宮)で川越が放った右翼ポール際への飛球がファウルと判定されたことについて、日本野球機構(NPB)からリプレー検証制度の改善を検討するとの返答があったと明かした。

 中日の朝田憲祐球団本部長によると、NPB側から川越の打球について「本塁打たる映像」を確認したということと、試合中の審判団のリプレー検証の判断は最善を尽くした結果との見解が示された。

 NPBの中村勝彦事務局長も報道陣の取材に応じ、「試合中の判定に関することなので当該審判、当該審判以外で精いっぱいの判断をしたと思っています」と説明。リプレー検証の制度改善について「理事会、実行委員会の方で提案があり、話し合いが行われれば、話を進めていくという形になろうかと思います」と語った。

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