DeNA・牧 2戦連発で打点王並んだ 4番スタメン「覚悟というか、気持ちをつくって臨んでいる」

 「DeNA6-2ヤクルト」(30日、横浜スタジアム)

 見とれるような美しい放物線を描き、打球は左中間最深部に飛び込んだ。二回、DeNA・牧秀悟内野手(27)が2戦連発となる先制ソロ。チームを連勝に導き、打点も阪神。佐藤輝、森下に並び34打点でリーグトップタイに躍り出た。

 「最高の形のホームランで先制できて良かったです」。前夜は阪神戦(甲子園)で同点ソロ。チームに37イニングぶりとなる得点をもたらし、白星。その勢いを携えたまま、ハマの夜空にもアーチをかけた。

 自身は13試合連続安打と好調を保っている。今季は2番に名を連ねることが多かったが、この日はオースティンが休養日だったこともあり4番に座った。「4番はチームの軸。チャンスで回ることが多い。覚悟というか、気持ちをつくって臨んでいる」。

 28日まで3試合連続で零敗を喫する苦境も味わったが、どん底からは脱却。これで広島と並び同率3位に浮上。交流戦前の最後のカードをいい形で締める。

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