オリックス・宮城 伝説ユニで勝利に導く 震災30年で復刻「がんばろうKOBE」着用
伝説の復刻ユニホームで勝つ!31日・西武戦に先発するオリックスのエース・宮城大弥投手(23)が30日、今季初開催となるほっともっと神戸での試合で勝利に導くことを誓った。
今年は阪神・淡路大震災が発生してから節目の30年。31日からの神戸での主催6試合は「神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE 30th~supported by THE KOBE CRUISE」と銘打たれ、岸田監督、コーチ陣、ナインからマスコットまでオリックス・ブルーウェーブ時代の1995年復刻ユニホームを着用してプレーする。その“初陣”を任されたのが、全8試合クオリティースタート(6回以上自責3以下)を継続中、今季3勝無敗の宮城だ。
30日の大阪・舞洲でのチーム練習後に「勝ちにこだわって投げたい」とキッパリ。震災から30年の節目についても「野球をして頑張っている姿を見て勇気づいてもらえるのが一番。そういう人を一人でも多く増やせたら」と改めて力を込めた。
交流戦前の最後の2連戦に岸田監督も「(神戸の試合は)結構、荒れることが多いが、最後まで攻撃も守備も諦めずにやっていく」と強調。混パの状況に変わりはないが、被災から節目の30年を迎えた神戸の地で負けるわけにはいかない。





