DeNA・牧“三冠” 3戦連発10号含む猛打賞 打率・305、36打点&61安打「より多く打ちたい」
「DeNA5-2ヤクルト」(31日、横浜スタジアム)
球場のボルテージをもう一段上げた。1点を勝ち越した直後、DeNA・牧秀悟内野手が負けじとバットを振り抜いた。「佐野さんがホームランを打ってくれて、ものすごく気持ちを楽に打席に立つことができた」。猛打賞で打率・305に押し上げ、36打点は堂々のリーグトップ。また61安打もリーグトップタイの数字で“三冠”だ。
八回、1点を勝ち越した直後に勢いを落とすことなくバックスクリーンまで運ぶ10号ソロで勝利に貢献。3試合連発と好調をキープし、新人から5年連続2桁本塁打に乗せた。「打率は下がったりするので難しいけど、本塁打や打点は減らない。打てる分に越したことないので、より多く打ちたい」と力を込めた。
雨が上がった横浜の空には、2重に大きな虹がかかった。太陽の光が差し込んだグラウンドで牧、佐野がかけたのはチームを3連勝に導く連弾アーチだった。





