ロッテ・藤原 2夜続けて“神の左手” 九回に二盗アウト判定→リプレー検証セーフでサヨナラお膳立て

 「ロッテ5-4ヤクルト」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 まさかの幕切れだった。九回1死一、二塁から連続暴投でサヨナラ勝ち。効果的だったのは、2夜続けてロッテ・藤原恭大外野手(25)の“神の左手”だった。九回は先頭打者として中前打で出塁。二盗を試みたが判定はアウト。だがリプレー検証で覆る。藤原の左手がタッチより一瞬早くベースに触れていた。

 「緊迫した場面だったけど、思い切ってスタートを切れた。何とかセーフになって良かった」。前夜はタッチをかいくぐって左手で決勝の生還を果たしただけに「こんなこと、2日連続であるのかなあって。自分でもビックリしてます」と振り返った。

 吉井監督も「今日も左手だったですね」と笑顔。「今日もフォアボール2つ取って、3出塁ですかね。もう素晴らしいです」と1番打者として打って走って結果を出す姿に目を細めていた。

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