楽天が延長サヨナラ勝ちで3連勝!阪神戦は23年から6連勝 九回小深田がチーム救う好プレー
「楽天5-4阪神」(14日、楽天モバイルパーク)
楽天は5時間超の死闘となった一戦で、劇的なサヨナラ勝ち。対阪神戦は23年から6連勝となった。
1点リードの九回は同点に追いつかれたが、なお1死満塁で二塁手・小深田が好プレー。4-2-6の併殺で切り抜けると、延長十回に石原の一打で決勝点をあげた。
先発・古謝は悪天候の中で懸命に腕を振った。立ち上がりから2死一、三塁、二回にも2死満塁とピンチの連続だったが、いずれも無失点。粘り強い投球で要所を締めたが、三回だった。2死から連打でピンチを招くと、7番・豊田に適時二塁打を浴びて2点の先制を許した。
それでも打線が奮起。五回には2死一、二塁から村林が中前適時打でまずは1点を返した。それでも直後に再び1点を失い、点差は2点になったが、七回だ。阪神3番手の桐敷を攻め、無死一、二塁から再び村林が右前適時打で勢いをつけた。なおも無死満塁で浅村が左前適時打で同点とすると、代打・渡辺佳が犠飛でついに試合をひっくり返した。
試合前から降り続いた降雨の影響で、マウンドやバッターボックスには何度も土が入れられた。そんな悪条件の中で最後まで声援を送った楽天ファンへ、打線が一丸となって反撃した。




