ソフトバンク・栗原 16得点打線けん引の6打点 近藤の助言で「気持ちのいいスイングになってきている」
「広島2-16ソフトバンク」(19日、マツダスタジアム)
ソフトバンク・栗原陵矢内野手が6打点をたたき出し、今季最多の16点を奪った打線を活気づけた。一回は先制の2点二塁打で口火を切り、6-2の七回は3ラン。九回は押し出し死球で6打点目。充実の内容にも、五回1死二、三塁で捕ゴロに倒れた場面を真っ先に振り返り「欲を言えば打ちたかった」と慢心なく話した。
一時は打率1割台と不振を極めていたが、復調の兆しが見えてきた。近藤の助言を受けながら、よりバットのヘッドの重みを利用したスイングに修正。「気持ちのいいスイングになってきている」と手応えを口にした。
投げては大関が7回を2失点と好投し、交流戦では2021年から通算11試合登板で無傷の6勝目。チームを6年ぶり9度目の交流戦優勝へ大きく前進させた左投手を、小久保監督は「やっぱり安定感がある。2ランまでゼロに抑えられたのが勝因」とたたえた。





