日本ハム・新庄監督 交流戦V逸も11勝手応え「十分じゃないですか」 4カード連続勝ち越し

 「中日4-1日本ハム」(22日、バンテリンドーム)

 大逆転の交流戦優勝はならずとも、日本ハム・新庄監督は前向きだった。最終戦は無念の黒星。目標としていた11勝を前日にクリアしたため「11勝7敗に合わせるために負けたわけじゃないよ」と苦笑しながら「十分じゃないですか」と、計算通りの結果にうなずいた。

 先発の金村が初回に先制を許し、三回は投手の松葉の中前打からピンチを招いて3失点。今季最短に並ぶ4回で降板した。反撃も野村の適時二塁打の1点に封じられた。

 ただ、交流戦では2カード連続負け越しスタートから4カード連続勝ち越し。一番の収穫は、足や小技を使った攻撃を選手が実行して勝ったことだ。「僕の作戦でやっていれば勝つ。しっかり決めてくれたら勝たせますんで」と断言。「オーダーをガラッと変えても、僕の計算が合っていたという戦い方をしてくれて勝っている」と、選手の成長と厚みを増した戦力への手応えを確信した。

 首位のまま再開するリーグ戦は、4位まで3・5ゲーム差。混戦模様は交流戦前と変わらない。「レベルが一緒ってことじゃないですか。またこれが面白い」と笑った新庄監督は「2勝1敗ペースで行きたいですね、ずっと」と目標を設定。「活躍するヒーローが順番に変わっていけたら。それを選ぶのが僕の仕事。そういうふうに戦っていきます」と、自信たっぷりに青写真を描いた。

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