ロッテ・西川「自分がかえす」同点三塁打 打法修正→5試合連続安打&4試合連続マルチとゾーン突入

 「ロッテ6-4巨人」(24日、ZOZOマリンスタジアム)

 これがドラフト1位の実力だ。2点を追う三回1死一、二塁。ロッテ・西川史礁外野手(22)=青学大=が右中間へ同点三塁打。「次につなぐ気持ちで、自分がかえしてやろうという思いで立ちました」と胸を張った。

 内角攻めに苦しみ、2度の2軍落ちを経験した。「低めのボールの見極めと、1球で仕留める確実性を求めてやってきた」と明かす。速いスイングが特徴。ポイントを近くに置く打法に修正して結果につなげた。

 二回にも中前打を放ち、5試合連続安打、さらに4試合連続マルチ安打を記録。5試合で20打数11安打、打率・550とゾーンに入った。

 この日の勝利で巨人に3連勝。交流戦はパ6球団が勝ち越した。連夜のヒーローは「毎打席、毎打席切り替えてって思ってるので、上を見すぎずに、常にその打席に集中してやっている結果」と言う。足元は見失わない。

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