巨人 不起訴のオコエ瑠偉外野手、増田大輝外野手についてコメント「本人たちが心から反省し、贖罪の意思を示しているなどを踏まえた結果」
巨人は26日、オンラインカジノで賭博をしたとして書類送検されていたオコエ瑠偉外野手と増田大輝外野手について東京地方検察庁が不起訴すると発表したことについてコメントを発表した。
コメントは以下。
「オンラインカジノの利用を正直に申告した経緯について自首が認められたことや、本人たちが心から反省し、贖罪の意思を示しているなどを踏まえた結果と受け止めています。2名は今後、社会貢献活動などに積極的に取り組むことによって、改めて社会的責任を果たしてまいります。当球団としては、球団内での指導をいっそう徹底するとともに、オンラインカジノが違法であるとの社会啓発活動にも努めてまいる所存です。」
2人については、警視庁が、オコエが2022年7月と23年5月、増田大が24年10~11月にオンラインカジノサイトへ国内から接続し、賭博をした疑いで書類送検。2人はバカラ賭博などをし、オコエは約700万円を賭けて450万円ほどのマイナスで、増田大は約300万円を賭け230万円ほどのマイナスだったとみられるが、野球を含むスポーツを対象とした賭博は確認されなかった。
プロ野球界のオンラインカジノ問題を巡っては、日本野球機構(NPB)の内部組織である日本プロフェッショナル野球組織が3月、利用判明者は8球団で計16人に上り、各球団が制裁金(総額1020万円)を科すと発表した。今月にはオンラインカジノで賭博をしたとして埼玉県警が西武の選手ら5人を書類送検した。
◆オンラインカジノ問題の経過
2月21日 オリックス・山岡のオンラインカジノ利用が判明し、当面の間、活動を自粛
2月27日 NPBが7球団で新たに14人のオンラインカジノ利用の自主申告があったと発表
3月13日 オリックス・山岡が活動を再開
3月24日 NPBがオンラインカジノ利用を自主申告した8球団16人に総額1020万円の制裁金を科すと発表
4月23日 オリックス・山岡が不起訴処分に
6月19日 オンラインカジノで賭博をしたとして埼玉県警が西武の選手ら5人を書類送検したと判明





