ロッテ “肉体的援助”で絶好機逃し敗戦 先発田中晴6回11奪三振も痛恨2被弾「1球で1点って形っていうのは悔しい部分」

 「ロッテ1-2ソフトバンク」(29日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ打線が沈黙。力投の田中晴を援護できず敗れた。

 2点を追う七回の絶好機も、まさかのプレーで1点止まりとなった。無死から西川、ポランコの連打で一、二塁とし、ソトが右中間に二塁打。二走・西川は生還。一走・ポランコが三塁を回ったところで、大塚三塁ベースコーチと接触した。三塁に戻ったポランコに、アウトを宣告された。

 敷田三塁塁審は「三塁コーチが肉体的援助をしたため、アウトとします」と説明。無死二、三塁となるはずが1死二塁として再開。次打者の代打角中の左飛は同点犠飛にならず、続く小川も空振り三振に倒れ、1点をかえしただけで終わった。

 先発の田中晴は6回6安打2失点、11奪三振の力投も打線の援護なく5敗目を喫した。力のある直球にフォークを武器に、初回から三振の山を築いた。毎回の11奪三振。中村を除く先発8人から三振を奪う投球だった。

 失点はソロ本塁打2本による2点だった。二回には山川への初球151キロの直球がど真ん中に入り、左翼席中段への先制ソロを被弾。四回には栗原に対しフルカウントから内角低めのカットボールをうまくすくわれて右翼席に運ばれた。

 「プラスに捉えればピンチで粘れたところもありましたけど、ホームラン2本というところでやっぱり1球で1点って形っていうのは悔しい部分ではあるので…。でもホームランの後は立ち直りましたし、自分としては取られた後の最低限の仕事はできたと思うのでそこは評価できますけど、先制点を取られたというところと、粘りたいところで2点目を取られたところは反省して次に活かしたいと思います」とコメントした。

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