「イースタン、ヤクルト－楽天」（８日、戸田球場）

　ヤクルトの村上宗隆内野手が「３番・三塁」で実戦に復帰した。初回１死一塁で迎えた第１打席は二ゴロ併殺。四回１死一塁で迎えた第２打席はフェンス手前への右飛だった。

　「１打席目はちょっと不安がありましたけど、２打席目はしっかりスイングできたんで、すごくほっとしています」と振り返った。

　守備面では二回２死一塁から山田の平凡な三ゴロをグラブに当てながらはじく失策を記録。「とんでもないエラーをしちゃったんで、守備練習をもうちょっとしなきゃダメだなって。ちょっと緊張しましたし足も動いていなかったんで。練習が足りないと感じました」と話した。

　村上は上半身のコンディション不良のため開幕２軍スタート。４月１７日の阪神戦（神宮）で１軍昇格したが、その試合で同じ箇所の負傷が再発。同１８日に登録抹消された。今後については「リハビリ担当の人と話し合いながら、監督とも話し合いながら段階を踏んでいければと思う」と話し、「（負傷が）前回の時よりひどかったんで、もう３回目はダメだと思う」と慎重に調整を続けていく。