新庄監督、采配的中も一丸勝利を強調「当たったというか実力はあるので」「全員で勝った1勝」11回に代打策、外野の守備位置が的中
「ロッテ4-5日本ハム」(8日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハムが延長十一回に決勝点を奪い、今季3度目の4連勝。貯金を今季最多の15とした。ソフトバンクが勝ち、負ければ陥落となっていたが首位を守った。
4時間13分の大熱戦。新庄監督は試合後、「今日のゲームはマジ成長しましたね、選手全員が。あー面白かった」と第一声を漏らした。
新庄采配が大的中した。膠着状態を打ち破ったのは代打・マルティネスだった。2死一、二塁の好機で新庄監督は温存していた助っ人を打席に送り込んだ。期待通り、マルティネスは右前適時打。新庄監督も拳を突き上げ、喜びを爆発させた。
その裏は1死一、二塁で岡の大飛球が右中間へ。ただ、外野は深めに守っており、中堅手・五十幡がキャッチした。ここも新庄監督の指示が奏功し、「いつもの僕なら(外野前進で)1点やりいってない。ただ、岡君なら同点でもOKかなと。目いっぱい後ろにしました。良かったあ」と、安どの笑みをもらした。
代打マルティネス的中も新庄監督は「当たったというか実力はあるので。野村くんにしても吉田くんにしても自信を持って出せるので。全員で勝った1勝かなと思います」。ベンチも含め、信頼を置く選手たちと一丸でつかんだ勝利だった。





