横浜が大勝発進 1年生左腕・小林鉄三郎が先発で4回3安打無失点、7奪三振「自分らしいピッチングができた」

 「高校野球神奈川大会・2回戦、横浜16-0荏田」(11日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 春センバツ優勝で第1シードの横浜が、夏初戦を七回コールドで圧勝発進した。

 先発の1年生左腕、小林鉄三郎投手が4回3安打無失点の好投。打者16人に対して53球を投げ、7三振を奪った。

 184センチ、76キロの恵まれた体格から伸びのあるストレートとチェンジアップで打者をほんろう。「入りが大事だよって言われた中で、攻撃陣が初回に6得点して、そこから緊張せずに自分らしいピッチングができたかなと思います」と初々しく振り返った。捕手の駒橋優樹(3年)とチェンジアップを多めに使うと話したといい「バッターも見ながらしっかり投げられてよかった」と話した。

 打線も初回に3連続死球で無死満塁とすると押し出し四球で1点を先制。5番の小野舜友(2年)が右前2点打を放つなどいきなり6点を先取して援護した。

 頼もしい先輩野手陣を「すべての動きがキビキビしていて、とてもカッコいいなと思います」とまぶしく見つめた小林。「次は先発かリリーフかまだわからないんですけど、与えられた役割をしっかり果たしていければいいなと思っています」と次戦以降を見据えた。

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