櫻坂46山崎天が始球式「すごく悔しいけど、それ以上にすごく楽しかった」投球は打者の背後を通過、頭抱える

 「ロッテ-西武」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 櫻坂46の山崎天(19)が始球式を務めた。背番号10のユニホームに背ネームは「TEN」黒いパンツ姿で現れると、ファンに手を振ってマウンドへ。ノーワインドアップから投じた1球は左打席の西武・西川のはるか後方を通過。「キャッ」と声を上げ、マウンドで頭を抱えた。

 「すごく悔しいけど、それ以上にすごく楽しかったので、またやりたいです」と笑顔で振り返った。登板前は同じ19歳の木村と練習。「木村選手が教えてくださったんですけど、『もう教えるとこない』って言ってくださるほどうまくいってたので…。ちょっとお世辞だったのかなと思って」と明かした。

 始球式は初体験。「ZOZOマリンスタジアムではライブも何度かさせていただいてるんですけど、こうやって土を踏んで立つのは初めてだったので、すごくありがたい経験だなと思いました。(ライブとは)全然違いました。なんか床が柔らかくて、すごくいい景色でした。もう一生忘れないと思います。走馬灯に出てくる思います」と興奮気味に話した。

 24日からは東京ドーム公演が控えている。「この後もリハーサルに行ってくるんですけど、すごくパワーもらえたので、これからも頑張れそうだなと思うし、選手の方たちの精神的な強さっていうのは私たちもすごく勉強させていただくものがあったなと思うので、それをドーム公演に生かして頑張りたいと思います」と目を輝かせた。始球式再登板には「明日にもやりたい」と志願。「次はストライクを決めれるように頑張ります」と意欲を示した。

 ロッテはこの日は「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」として開催。山崎はスペシャルゲストとして来場した。

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