DeNA・入江がわずか2球で緊急降板 「右上腕の違和感」捕手の山本が異変を察知、ベンチにサイン送る 場内騒然

 10回表途中でベンチに戻る入江(左)。そのまま降板した
 10回表に登板するも、2球を投じただけで降板する入江(右)=撮影・佐藤厚
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 「DeNA1-2巨人」(11日、横浜スタジアム)

 DeNA・入江にアクシデントが発生。わずか2球で緊急降板となった。

 1-1の十回。入江がこの回先頭・荒巻に2球目を投球後、捕手の山本がベンチに異変のサインを送り、トレーナーが駆け寄った。

 初球は148キロ、2球目は150キロだった。場内は騒然となる中、トレーナーとともにそのままベンチ裏へ。場内アナウンスでは「ピッチャーの入江選手、ただいま手当てを行っています」と伝えられた。

 その後、三浦監督が交代を告げ、伊勢がマウンドへ上がった。入江は昨季は右肩手術の影響で登板なしに終わったが、今季は守護神として復活。ここまで2勝1敗15セーブ、防御率1・65の成績を残している。

 試合後、降板理由は「右上腕の違和感」と発表され、12日に検査を行う予定となった。三浦監督は「スピードも48とかで、入江の本来のストレートじゃなかった」と説明した。

 試合は延長十一回の末に敗れ、借金2となった。

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