ヤクルト猛打で大勝 11連勝中の阪神止めた 内山の満塁アーチ含む7連打6得点で阪神・村上攻略
「阪神3-6ヤクルト」(11日、甲子園球場)
ヤクルトが打線爆発で、11連勝中の阪神に大勝した。二回、7連打6得点で阪神の先発・村上をKO。先発・ランバートの投手内野安打が先制V打で、投げても5回3失点の粘投で3カ月ぶりの2勝目(7敗)を手にした。
試合は二回に動いた。1死から伊藤が中前打で出塁。続く古賀の打席で盗塁死となり、チャンスがついえた矢先だった。古賀の中前打、武岡の右前打で一、三塁を作ると、続くランバートの打球は、高く跳ねて投手後方に飛んだ。
村上はマウンドからバックしながら追いかけたが、グラブの先に当たる形で捕球できず適時内野安打。1点を先制すると岩田も左前適時打で続き2点目。太田も右前打で満塁を作った。ここで打席に立った内山は2-2から5球目、内寄りの直球を左翼スタンドに運んだ。
2023年7月17日の巨人戦(神宮)以来2年ぶりの満塁弾。7連打で一挙6点を奪う猛攻を見せた。
先発のランバートは5四球と制球に苦しみながら3失点の粘投。リードを守って降板すると、以降は小刻みな継投でつないだ。




