ロッテ あと1本出ず今季初の引き分け 吉井監督「若いバッター、力んで全部ゴロに」「次に生かしてほしい」

 「ロッテ2-2西武」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテはあと1本が出ず今季初の引き分けとなった。

 1点リードの六回は2死満塁から寺地が一ゴロ。同点の九回は2死から2死球と敵失で満塁のサヨナラ機をつかんだが西川が三ゴロに倒れた。十一回2死一、二塁では4番・山本が遊ゴロに終わった。

 吉井監督は「若いバッターにチャンスで回ってきたんですけど、“決めたろ”と思って力んで全部ゴロになっちゃったと思う。普通通りやれといってもなかなかできない。そこができれば一流になると思う。きょうの失敗を次に生かしてほしい」と話した。

 先発の田中晴は6回3安打1失点。4四球と制球に苦しみながら試合を作った。

 吉井監督は「田中は頑張ったんですけども、細かいこと言えばちょっと1人相撲な自分の配球に寄っちゃって、結局無駄なフォアボールを出してるんで、もっと違うやり方があると思う。でも今の時点のレベルでは、ほんとよく頑張ったと思ってます」と解説した。

 同点の一打は八回、1死二、三塁から長谷川の左邪飛を西川が捕球。犠飛となった。「あのファウルは取ってもいいよという指示です」説明した。

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