阿部巨人屈辱4連敗 借金今季ワースト3 虎党から異例の「頑張れジャイアンツ!」
「巨人1-2阪神」(20日、東京ドーム)
異例の光景だ。巨人は4連敗で借金は今季ワーストの3となり首位とのゲーム差は今季最大の11に広がった。歓喜に沸く左翼席の虎ファンからは「頑張れ頑張れ、ジャイアンツ!」のコールが、自力優勝の可能性が消滅した前日に続いて起こった。宿命のライバル球団のファンからエールを送られる事態となってしまった。
拙攻を繰り返した。デュプランティエが三回まで5四死球と乱調だったが無安打で得点すら奪えず。阿部慎之助監督は「(チャンスを)自らつぶしちゃったよね。荷が重いよ」と嘆く。若手も抜てきしながら苦肉の策で臨む中、また貧打にあえいだ。
これで球団史上初めて球宴前に阪神戦の負け越しが確定する屈辱を味わった。「(阪神の)勝ち越しが決まったからって別に何の問題はない。一つ一つ勝つだけなんで」と必死に前を向き言葉を絞り出した。





