大逆転劇演出の巨人・リチャード 値千金の同点３ランに「やったな、やっちゃったなと」「三振かホームランでいきました」
「巨人６－５阪神」（２１日、東京ドーム）
巨人が劇的なサヨナラ勝ち。七回にはリチャードが値千金の同点３号３ランを放ち、勝利を引き寄せた。
５点を追いかける七回、２点を返してなお１死一、三塁。ここでリチャードがネルソンの低め変化球をすくいあげ、左翼席へ運んだ。
試合後、お立ち台では「３点ならいける、と。阪神のピッチャーいいので、追い込まれたので、ゲッツーも打ちたくなかった。バットを短く持って、三振かホームランでいきました」と笑み。
５月１８日・中日戦以来の一発。絶叫しながら駆け出し、一塁を回ると右手を突き上げてガッツポーズを作った。
打った瞬間の気持ちについて、「やったな、やっちゃったなと思いました。打った瞬間、声援が、歓声が凄かった。その振動でボールが伸びたと思います」と笑った。
試合は九回に吉川がサヨナラ打。５点差をはね返す勝利に、リチャードは「日々コツコツと頑張っているので、また応援よろしくお願いします」と挨拶。ファンから歓声を浴びた。
