東海大菅生が4戦連続完封勝利で3年ぶり4強 フェンス激突で捕手が負傷交代もなんの 2投手で計2安打完封リレー

 「高校野球西東京大会・準々決勝、東海大菅生4-0佼成学園」(24日、神宮球場)

 東海大菅生が快勝で夏は22年以来、3年ぶりの準決勝進出を果たした。初戦の3回戦から4試合連続の完封勝利。

 先発マスクを鹿倉隆志捕手が、六回にフェンス激突で負傷交代するアクシデントがあったが乗り越えた。

 東海大菅生が4点リードで迎えた六回の守備。2死一、二塁で4番・中村のファウルフライを追った鹿倉は、減速しないままベンチ横のフェンスに激突。腰付近を強打して倒れ込み、担架に乗せられて運び出された。

 捕手が沼沢史稀に交代したが、直後にパスボールで二、三塁にピンチを拡大。それでも最後はエース上原慎之輔投手が空振り三振に仕留めて脱した。

 八回からは藤平寛己がリリーフして相手に得点を与えず、2投手で完封リレーした。

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