履正社がコールドで9大会連続準決勝決める 終盤に得点を重ねる
「高校野球大阪大会・準々決勝、履正社7-0阪南大高」(24日、くら寿司スタジアム堺)
履正社が終盤に得点を重ね、9大会連続の準決勝進出。
大会3度目の先発となった今井珀翔投手(3年)は6回を投げ4安打を許しながらも無失点と試合を作った。
打線は六回まで無得点と苦しんだが七回に1死満塁の好機をつかむと福原大葵外野手(3年)、岩本諒内野手(3年)の3、4番が連続適時打を放ち、先制。
八回には敵失も絡んで5得点と阪南大高を突き放し、コールド勝ちとなった。
なかなか援護のない中、粘り強い投球を見せた今井は「先行で、無得点だったので、自分が抑えて試合をつくっていこう、という気持ちでした」と丁寧な投球で阪南大高の攻撃を封じていき、勝利を呼び込んだ。
次戦は大阪桐蔭との準決勝。背番号1の江藤幸大投手(3年)と、MAX151キロながら「相手や自分の調子を見て、直球主体か、変化球で攻めるか決める」と試合の中での対応力も十分な今井。
この2人で「ロースコアの展開にもっていければ」とは多田監督。26日、大一番が待つ。





