広島大会 広陵が夏3連覇に王手 白髪が決勝適時三塁打含む3安打2打点 決勝は崇徳と対戦「しっかり勝ちきって甲子園に」
「高校野球広島大会・準決勝、広陵4-2盈進」(24日、電光石火きんさいスタジアム三次)
広陵が盈進との接戦を制し、夏の広島大会3連覇に王手をかけた。
序盤は互角の展開。1-1で迎えた六回2一、二塁で白髪零士内野手(3年)が右翼線への2点適時三塁打をマークし、これが決勝点となった。五回には適時失策を記録しており、「(失策は)自分の実力不足だった。絶対に走者を返したかった」と巻き返しに燃えていた中での一打。「体が勝手に反応した。応援の力が大きかった」と振り返った。白髪は3安打2打点の活躍だった。
先発の堀田昴佑投手(3年)は四回まで無安打投球。六回に1点を失うも、7回4安打1失点(自責0)でまとめた。八回からは背番号1の相原知希投手(3年)が登板。最速147キロをマークした直球を軸に、2回2安打1失点で試合を締めくくった。
26日の決勝は49年ぶりの夏の甲子園を目指す崇徳と対戦する。白髪は「しっかり勝ちきって甲子園に行きたい」と力を込めた。




