「マイナビオールスターゲーム２０２５・第２戦、全セ７－１０全パ」（２４日、横浜スタジアム）

　日本ハム・新庄監督が中継したテレビ朝日の演出を絶賛した。

　前日の初戦から球宴史上初めて、選手がマイクをつけてプレー。斬新な演出にＳＮＳでは賛否の声が上がったが、新庄監督は自らこの話題を切り出し「あれ良かったね。ピッチャーは投げづらかったと思うけど。『次、何を投げたらいいですか？』とか。『松坂くんから教わったスライダーやってみて』とか。凄くいいなと。あの会話をバッターも聞いてたら面白い」などと語った。

　球宴前にも野球界を盛り上げる新たな試みを歓迎する考えを示していたが、「どんな会話をしてプレーしてんのかなってファンの方も興味ある」と同調。一方で自身がマイクをつけることには「僕がつけたら、ピー使えないから（笑）危ない、危ない」と笑わせた。

　コーチとして初めてッ球宴に参加。２日間を振り返り「楽しい楽しい。（２戦目のサプライズは）同点なら用意してたんですけど…。あの点差なら仕方ない」と振り返った。

　この日は二回にマウンドの今井（西武）と打席の牧（ＤｅＮＡ）がマイクをつけて対決。牧が「今井くん一球目は？」と問いかけ、今井が「もういっちょ行くよ～」と揺さぶりをかけるなど、楽しむように駆け引きした。

　ＳＮＳでは「球宴マイクつけてんのおもろすぎる」、「ほんま最高企画」、「これぐらいええやん」、「新規ファン獲得できそうでは？」、「メジャーの球宴でもやってるみたい」と比較的好評の声が多かったが、「プレーしてる選手に対して放送席側が執拗に話しかけるのは不愉快だわ」、「演出にこだわり過ぎじゃないかなあ」など改善の必要を求める声も上がっていた。